新型コロナウィルスによる生活の変化で思うこと
記事カテゴリ:雑感記事
本記事をお読み頂きありがとうございます。
皆さんは体調をくずされたりしていませんか。
新型コロナウィルスの影響で生活がめまぐるしく変わり、今まで普通にできていたことや、気にもとめなかったことの貴重さやありがたさ、大事さを感じることが増えているように思います。
ニュースをみていると、誹謗中傷や著名人の失言にたいする強いバッシングなど、本当に世知辛い世の中になってきていると思います。どことなく寂しさというのか、切なさを感じます。
私自身は新型コロナウィルスの感染拡大による生活の変化で、自分の足元を見つめさせられているように思います。家族をはじめ、友人や知人との関係、仕事のこと、将来のこと、そして生きるうえで大切なことってなんだろうか、自分が大事にしていきたいことはなんだろうか、と自分を見つめることが多くなっています。
皆さんはどうですか。
命があることのありがたさ、人とのつながりの大切さやありがたさを感じ、「こんなことを思う自分がいるんだ」とあらためて自分の一面を再認識したり、より深く感じいったり、自分の内面と向き合うことが増えているように思います。
災害時には、生活がかかっている分、自分の様々な面が表面化しやすいです。熊本地震における被災地支援活動でであったあるお母さんは、困っている他の家族がいるなか、物資を買い溜めして黙っている自分について、強い葛藤を覚え、「自分もこんなふうになるんだ」と、自分について悩んでおられました。
人は様々な気持ちをもっている動物です。純粋な自分や悪意のある自分、ドライな自分や熱い自分、勇敢な自分や回避的な自分、利己的な自分や利他的な自分など、いろんな自分がいます。純粋な自分しかいない、ということはまずありえません。
生活がかかっている状態(サバイバルな状態)では、ひょんなことから、今まで気づかなかった自分の一面に出会い、驚き、時に悩み、苦しみ、あるいは感動することもあるでしょう。
この時期、「自分」という存在や自分の心のうごきについて悩んだり、深く葛藤をしている人もいるかもしれませんが、自分と向きあうことは、自分を成長させる、成熟させるチャンスです。
傷ついたり悩んだ経験が、自分を更なる高みへと導いてくれます。
もし悩んだり、傷ついている人がいたら、新たな自分と出会える、高次な自分になる成長の機会ととらえ、肯定的な経験として考えてもらえたらと思います。
自分の中にある純粋な気持ちとの繋がりを大切にして、自己肯定感を保ち、生き抜いて欲しいと思います。
苦しい状況のまっただなかにいるときには、なかなか肯定的にとらえることは難しいですが、この記事が少しでも役にたてば幸いです。
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2020-05-03新型コロナウィルスによる生活の変化で思うこと
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