新型コロナウィルス感染拡大にともなうメンタルケアのポイントについて 2021.4.19更新
記事カテゴリ:心理カウンセリング
新型コロナウィルス感染拡大をうけて、
あらためて今状況のメンタルケアのポイントについて
お伝えします。
現在、新型コロナウィルスの収束の見通しがつかない状況の中、不要不急の外出の自粛など、生活を制限される状況が続いています。そのため、人によって違いはあるかもしれませんが、閉塞感や抑うつ感を抱きやすい状況にあります。
また、楽しみにしていた、心の拠り所であった各種イベントや行事がなくなることでの喪失感、友人をはじめ対人交流が減少することでの孤独感など、抑うつ症状につながりやすい状況となっています。
そのため、誰しもが「うつ病」にかかりやすい状況と言えるでしょう。
うつ病の1つの要因に、「見通しのつかなさ」があげられます。
このため、メンタルケアのポイントとしては、たとえば、「とりあえずゴールデンウィークまではがんばろう」などと、時間的な区切りを意識的に設けていくことが大切です。
また、「4月中に部屋の大掃除をしよう」というように、自分なりの目標をもつことも、とても良い方法です。
そして、アロマや入浴剤をつかったり、人混みを避けて綺麗な景色をみるなど、よろこびや幸せを感じられるような時間を意識的につくることが重要です。お笑い番組をみて、笑うことも良いでしょう。映画を見て感動することも大切です。感情が動かなくなっていくと、うつ病になりやすくなるので、意識的に心を刺激し、感情表現を行うように努めてくださいね。
てだのふあカウンセリングルーム
2021-04-19新型コロナウィルス感染拡大にともなうメンタルケアのポイントについて 2021.4.19更新