心理カウンセリングの勧めーエネルギーや力をひきだすー
記事カテゴリ:心理カウンセリング
今回は心理カウンセリングについての一般的なお話です。
皆さんは、身体が凝っているなと思ったらどうしますか?お風呂にゆっくり浸かったり、しっかりと睡眠をとったり、ストレッチをしてみたり、自分なりの方法で工夫していると思います。
私は肩こりがひどくなりやすいので月1回ほどマッサージに行くことが多いのですが、その度に、「心理カウンセリング≒心理療法」というのは、捉え方によってはマッサージと似ているなと思います。「心理カウンセリング≒心のマッサージ」というイメージですね。
最近、「瞑想が流行っていて、瞑想を取り入れている会社が増えている」というニュースがありましたが、瞑想も自身による心のマッサージですよね。心のデトックスとも表現できるでしょうか。
多くのストレスに晒されると、身体と同様に心もかたくなっていきます。心がかたくなると、心の弾力がなくなり、イライラしやすくなったり、元気がでなくなったりします。
理不尽に怒られた、失恋した、子どもが学校にいかないなど、毎日、あるいは頻回に思い出しては感情的になることがあるなら、それは心の中に「凝り」がある状態です。心の中に「凝り」があると、精神エネルギーの流れが滞ってしまい、思うようにエネルギーを使えなくなるので、元気がでなくなり、活動量が減ってしまいます。
実際、心理カウンセリングを受けてそれまで悩んでいたことやイライラしていたことが解消されると、「こんなにもエネルギーが費やされていたなんて!」と体験される方も多いです。ご自身に実感がなくても、以前と違ってアクティブに楽しんで生活を送れていたりします。感情が活きいきしてくるので、心が豊かになってくることをきっと実感されることと思います。
海外では、ストレスが溜まってくると、「心のリフレッシュをしにいこう」と気軽な気持ちで心理カウンセリングに通います。海外では、心理カウンセリングはマッサージに行くことと同程度の敷居なのです。ですが、日本ではまだまだ敷居が高いのが実情です。しかし、私は心のお手入れを大事にして、もっと気軽に心理カウンセリングに通って良いのではと思っています。
特に自己肯定感(自分で自分を肯定できる)が低い、こだわりがつよい、信念をもって生きている、責任感・正義感が強い、感受性が豊かである、感性が多くの人と異なっている、感情を抑えがち、トラウマがある、機能不全家庭で育った(アダルトチルドレン)、周りに理解してくれる人がいない、などの人は、ストレスが溜まりやすく、心が硬くなりやすいので、定期的な心のお手入れが大事です。
以前の記事でも書きましたが、カウンセラーの腕やカウンセラーとの相性は、マッサージのイメージでとらえてもらうと分かりやすいです。マッサージ師でもあうあわないがあって、自分にあう人にマッサージしてもらうって大事ですよね。「体の凝りをいかにほぐせるか、がマッサージ師の腕」であるように、「心の凝りをいかにほぐせるか、が心理カウンセラーの腕」と言えます。
たとえば、「心がモヤモヤしているのだけど、なんでモヤモヤしているのか分からない」という人は、[凝りがどこにあるのか][どの程度の凝りなのか]を分かっていないと思います。そんなときに、心理カウンセラーから「あなたの凝りはここにありますよ。そして、深いところにありますね」などと特定してもらうと、それだけでも「そうだったのか」と思えて、気持ちが楽になるかもしれません。
良きカウンセラー(理解者)との出会いは、心の健康を考えるうえでとても有益です。月1回マッサージに通うように、月1回心理カウンセリングを受けにいくという生活スタイルがあって良いのです。
うまく心理カウンセリングを活用できる人は、ストレス解消上手と言えるでしょう。また、自分に使えるエネルギーが増えるので、限りある時間を効率的に使えるようになり、いろいろとできることが増えるでしょう。
心理カウンセリングをうけて、ご自身のエネルギーや力を引きだしてみてはいかがでしょうか。
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2020-01-27心理カウンセリングの勧めーエネルギーや力をひきだすー
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