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- てだのふあカウンセリングルームについて
てだのふあカウンセリングルームの特徴
当カウンセリングルームでは、相談に来られた方に応じた面接スタイルを提供することを心がけています。
一般にカウンセリングと言っても、カウンセリングスタイルはカウンセラーによって多種多様です。特定の技法にこだわるカウンセラーもいれば、様々な技法を組み合わせているカウンセラーもいます。
私自身は、自身の体験から、”イメージ”がもつ心の治癒力を大切にしています。
お客様の相談内容や状況、イメージへの親和性等によっては、描画(絵を描くこと)や夢分析、箱庭療法などのイメージを用いた面接を、こちらからお勧め、提案させて頂く場合もあります。
また、ユング心理学の哲学的な考え(目的的指向性や共時性、コンステレーションなど)やカール・ロジャースの考え(純粋性など)に共感し、私のカウンセリングスタイルの柱にしています。私自身の経験とユング心理学の観点から、私は「すべての出来事は、自分にとって何らかの意味がある。」と考えていますので、スピリチュアルな領域の話をすることもあります。「何らかの意味がある。」と目的的に考えることで、どのような経験も前向きに捉えられるようになりますし、安定した自分をもつためにも、自分自身の”物語”をつくっていくことは重要です。
一方で、なるべく具体的な改善・解決方法をお伝えするようにも努めています。 また、相談に来られた方に「心理教育」を行なうことも大切にしています。「心理教育」とは、悩んでいる事柄に対し、カウンセラーが心理学的な観点から説明し、相談者に心理学的な観点を身につけてもらうことを言います。
例えば、震災などのショッキングな経験をしたとします。ショッキングな体験は、その後も”勝手に”思い出されてしまい、心身の調子を崩します。これがいわゆる「フラッシュバック」です。知識があることで、「これはフラッシュバックだな」と理解できると、心の安定に繋がります。こうした知識がないと、「私はおかしくなってしまった・・。どうしよう」と不安が募り、さらなる調子の悪化につながります。
このように、心理学的な観点や知識をもつことは、心の平穏を保つうえで、非常に有益です。
但し、お客様にとって必要と判断すれば、助言を控え、聴き続けることを重視した面接をすることもあります。考えや行動の奥にある”想い”、特に、イライラや「怒り」の奥側にある”想い”を丁寧に聴くように努めています。
そして、私が提供しているカウンセリングの一番の特徴は、治療者である私自身の考えについて、相談にこられた人に理解してもらえるよう、丁寧に説明するところにあると感じています。また、相談にこられた人の疑問や質問を大切にし、できるだけ丁寧にお答えすることを大切にしています。この部分に関して、評価してくださる方が非常に多いので、私のカウンセリングの特徴なのだろうと考えている次第です。
私はカウンセリングを通じて、皆さんが心穏やかに、そして心豊かに暮らせるよう、誠実に取り組んでまいります。
「カウンセラーがどのような人か分からないので不安だ」という方は、ホームページに掲載しています新着記事をお読みください。
新着記事では、カウンセラーであることを大切にしつつ、「一人の人間」として情報を発信しています。生を支える”深い”カウンセリングにおいては、当然のことながら、カウンセラー自身の人生や価値観等が、意識無意識的に作用することになります。そのため、新着記事をとおして、そのあたりを感じていただき、カウンセリング申し込みの際の判断の目安にして頂ければと思います。
私は、「一人の人間」として皆さまと出会い、私とは異なる皆様一人一人を大切にし、皆様の心に寄り添っていきたいと思っています。ご縁の導きで、皆様にお会いでき、皆様の生に役立てる機会を与えられたなら、大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願い致します。
てだのふあカウンセリングルーム
カウンセリング技法・スタイル一覧
精神分析 | 個人の経験、特に幼児期の親子経験を重視し、幼児期の経験を振り返り、分析することで、悩みや症状の改善、解決を目指す。 |
ユング心理学 (分析心理学) | 無意識を個人的無意識と集合的無意識に分け、悩みや症状の背景に集合的無意識の存在を重視した。集合的無意識が表れやすい夢を分析するなど、イメージを活用したカウンセリングが特徴。 |
来談者中心療法 | 聴き続けること(傾聴)を重視し、非指示的アプローチ(助言を控える)が特徴。相談者の自己治癒力、自己活性化を大切にしている。 |
トランスパーソナル心理学 | スピリチュアルな領域、精神性を重視していることが特徴。 |
アドラー心理学 | “勇気”といった、父性的な考え、アプローチが特徴。母性性が強いと言われる日本人にとって、アドラー心理学を取り入れると考え方や生き方のバランスが良くなると思われる。近年流行している。 |
家族療法 | 悩みや症状は、その個人の問題ではなく、家族の問題としてシステム的に捉えるのが特徴。家族間のコミュニケーションを重視し、家族関係に介入する。 |
認知行動療法 | 近年、医療現場で取り入れられているカウンセリングスタイル。悩みや症状の背景に、その人の認知が重要な要因であると考え、個人の生育歴や親子関係には触れず、その人の認知を変えていくための作業を課すことが特徴。 |
応用行動分析 | 症状や問題行動を、刺激-反応の学習理論から捉え、与える刺激を変えることにより、行動(反応)を修正していくことが特徴。 |